2013年04月05日
春の収穫シリーズ第3弾
それはワラビー
カンガルーに似た動物ではない。
漢字で蕨
わらび狩りについてはちょっとうるさい。
毎年この時期、決まったフィールドで狩るのが我が家の恒例となっており、
タケノコが出るとそろそろわらびもかとソワソワし始めるのだ。
そこで今回はわらび狩り歴25年以上のキャリアをもち、
これまで数多のわらびを狩ってきたワラビーハンターとして
失敗しないわらび狩りについてお教えしましょう
まず準備について
服装は動きやすく、汚れてもいい服で
靴は長靴がベスト。ただし、長靴が歩きにくいという方は登山靴などがおススメ。
そして軍手はマストアイテムだ。
わらびは基本的に山の斜面などに生えている。
時には藪をかき分けたり、急な斜面を登り降りするのに必要な装備なのだ。
そして狩リとったわらびを入れる袋。
普通のスーパーのビニール袋で十分だが、
破れた時のために予備で2枚持っていくといいだろう。
わらびの生えている場所は日当りのいい山の斜面が多い。
ただし、日当りが良すぎてもいけない。
日当りが良すぎると太く大きくなる前に葉が開いて固くなってしまうからだ。
こんな風に
また私有地などはもちろん勝手に入って採ってはいけないので
事前に調べる必要がある。
現場についてまず見つけるべきは前年のわらびの枯葉だ
ちなみに我がフィールドはこんな感じ
一面枯葉で覆われているが、これが肥になり、適度な影になって
優良なわらびを育んでくれるのだ。
ただしこういうフィールドは枯葉に紛れてしまって探すのがなかなか難しい。
そしてうまいこと紛れているものほどいいわらびだったりする。
それを探し出した時の喜びもワラビーハントの醍醐味だ。
こういうスポットは迷わず掻き分けろ!
きっと太くて立派なわらびがあるはずだ。
そして斜面を探すときは必ず下から登りながら探すことだ。
上から見ても見つからなかったものが下からではよく見える。
このようにわらびを探すのにはある程度慣れと経験が必要だ。
25年狩ってきた私でさえ、母親には及ばない。
私が狩って通ってきた後ろで
母親が私の狩り損ねたわらびを採ったりしている。
それはワラビーハンターとしてはこの上ない屈辱だ。
まさに字の通り地を這うように探さなければならない。
しかし夢中になってむやみやたらに掻き分けていると
天敵であるヘビに出くわす危険もある。
何を隠そう、私はヘビが大の苦手
25年ワラビーハンターをやってきて
何度も遭遇したが、慣れることはない。
襲われたこともないが、未だに蛙のようになってしまう。
もう一つ注意が必要なのはあっちこち踏み固めてしまわないことだ。
これから大きくなろうとしている小さな芽を気づかずに踏んでしまう可能性があるからだ。
わらびが取れるところは大抵地元の人などが採っていたりして
事前に道ができている。
なるべくそういう道を通るように心がけるといい。
またこの時期ターゲットはわらびだけではない
わらびのある所には大抵ぜんまいなんかも生えている。
同じシダ植物でよく間違われがちだが、見た目も全然違う。
ちなみに我が家では帰り道にセリも採ることが多い。
今日の収穫
穂の部分は食べないのでカット済み。
うん、正直若干ブランクはあったもののまだまだイケるな。
次回、加工・調理編
にほんブログ村
それはワラビー
カンガルーに似た動物ではない。
漢字で蕨
わらび狩りについてはちょっとうるさい。
毎年この時期、決まったフィールドで狩るのが我が家の恒例となっており、
タケノコが出るとそろそろわらびもかとソワソワし始めるのだ。
そこで今回はわらび狩り歴25年以上のキャリアをもち、
これまで数多のわらびを狩ってきたワラビーハンターとして
失敗しないわらび狩りについてお教えしましょう
まず準備について
服装は動きやすく、汚れてもいい服で
靴は長靴がベスト。ただし、長靴が歩きにくいという方は登山靴などがおススメ。
そして軍手はマストアイテムだ。
わらびは基本的に山の斜面などに生えている。
時には藪をかき分けたり、急な斜面を登り降りするのに必要な装備なのだ。
そして狩リとったわらびを入れる袋。
普通のスーパーのビニール袋で十分だが、
破れた時のために予備で2枚持っていくといいだろう。
わらびの生えている場所は日当りのいい山の斜面が多い。
ただし、日当りが良すぎてもいけない。
日当りが良すぎると太く大きくなる前に葉が開いて固くなってしまうからだ。
こんな風に
また私有地などはもちろん勝手に入って採ってはいけないので
事前に調べる必要がある。
現場についてまず見つけるべきは前年のわらびの枯葉だ
ちなみに我がフィールドはこんな感じ
一面枯葉で覆われているが、これが肥になり、適度な影になって
優良なわらびを育んでくれるのだ。
ただしこういうフィールドは枯葉に紛れてしまって探すのがなかなか難しい。
そしてうまいこと紛れているものほどいいわらびだったりする。
それを探し出した時の喜びもワラビーハントの醍醐味だ。
こういうスポットは迷わず掻き分けろ!
きっと太くて立派なわらびがあるはずだ。
そして斜面を探すときは必ず下から登りながら探すことだ。
上から見ても見つからなかったものが下からではよく見える。
このようにわらびを探すのにはある程度慣れと経験が必要だ。
25年狩ってきた私でさえ、母親には及ばない。
私が狩って通ってきた後ろで
母親が私の狩り損ねたわらびを採ったりしている。
それはワラビーハンターとしてはこの上ない屈辱だ。
まさに字の通り地を這うように探さなければならない。
しかし夢中になってむやみやたらに掻き分けていると
天敵であるヘビに出くわす危険もある。
何を隠そう、私はヘビが大の苦手
25年ワラビーハンターをやってきて
何度も遭遇したが、慣れることはない。
襲われたこともないが、未だに蛙のようになってしまう。
もう一つ注意が必要なのはあっちこち踏み固めてしまわないことだ。
これから大きくなろうとしている小さな芽を気づかずに踏んでしまう可能性があるからだ。
わらびが取れるところは大抵地元の人などが採っていたりして
事前に道ができている。
なるべくそういう道を通るように心がけるといい。
またこの時期ターゲットはわらびだけではない
わらびのある所には大抵ぜんまいなんかも生えている。
同じシダ植物でよく間違われがちだが、見た目も全然違う。
ちなみに我が家では帰り道にセリも採ることが多い。
今日の収穫
穂の部分は食べないのでカット済み。
うん、正直若干ブランクはあったもののまだまだイケるな。
次回、加工・調理編
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この記事へのコメント
名人の技(笑)とても勉強になりました!!
私も世の中でヘビが一番嫌いです。
えぇ~!?何故穂は食べないんですか?
加工、調理編も楽しみにしています(^-^)V
私も世の中でヘビが一番嫌いです。
えぇ~!?何故穂は食べないんですか?
加工、調理編も楽しみにしています(^-^)V
Posted by taka at 2013年04月05日 23:40
なぜって言われると確かになぜでしょう?うちでは昔から食べないので・・・
そういや穂の部分は発がん性物質が含まれるとか。
まあ、毎日食べるもんじゃありませんから
大丈夫と思いますけど
そういや穂の部分は発がん性物質が含まれるとか。
まあ、毎日食べるもんじゃありませんから
大丈夫と思いますけど
Posted by tateyama garage at 2013年04月06日 00:47
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