TATEYAMA　GARAGE　備忘録

  

昨日大工さんについてアツく語ったわりに

なんだかうまく伝わってないように思う。


僕は別に本職ではないのだが、

やはり大工の認知度の低さが悔しいのだ。


僕が語るより実際見てもらったほうがわかりやすいかもしれない。


大工は馬鹿でかい３Dのパズルを自分で作って組み立てるようなもんだ



簡単に収まってますがこれを作るのは超絶の技です。


スルスル削れてるけど、ここまでなるには相当の努力が必要です。
  

大工さんってマジでスゲー

大工の勉強を始めてわかった。


大工は肉体労働で職業的地位も低く見られがちだけど


大工という職業の社会的認知をもっと上げるべきだと思う。


あの人たちは本当にすごい。



だって考えてごらんなさいよ。


家建てちゃうんですよ？


まあ、それが大工の仕事なんだからって言われればそれまでだけど


寸法通りに、歪み無く、短い期間でってのは

やってみるとものすごく難しいわけです。


差し金や定規できちっと墨をうっても

まっすぐノコで切ってるつもりでも

合わせてみると寸法からずれたり角度が歪んだり。


自分んちの家を改めて見てみると

いたる所に超絶の技が披露されているのです。


見えない場所に施されている継ぎ手や仕口の技術も

昔の職人はよく考えたなぁと感心するばかり。



最近はプレカットの木材を使ったり、

材料を全て工場で作って現場でただ組み立てるだけっていう

プラモデルみたいな家もあるらしいけど、


是非昔ながらの工務店なんかで家は建てて欲しいです。


それが昔ながらの技術や知識を後に伝えることになる。  

ブログを始めて二週間。



いつの間にかアクセスが1000を超えている！



順調にネタが尽きず、更新してきた甲斐があった！



読んで頂いた皆様ありがとうございます。



最初は自分の日記代わりにと気ままに書いていたけど、

気づけば今日は何を書こうかと朝から考えている。


それはそれで今日することがはっきり決まっていいのだけれど、

何を書いたらアクセスが増えるかとか

どう書いたらランキングが上がるかとか下世話なことを考えていた。


今日することをブログに書くのではなく

ブログに書くことを今日するという

なんだか本末転倒なことになってしまっている。


そのうちネタを捏造とかしそうな勢いですな。

やってないのにやりましたーとか。

人の画像パクッたりとか。



まあ、ブログを書くことは楽しいし、

できれば読む人にも楽しんでもらいたいので

これからもおもしろいものを書いていこうと思います。


自分でおもしろいものとか言うとハードルが上がるので

前言を撤回します。


やっぱ適当に書いていきます。  

先日、中古で手に入れた鉋２台



刃研ぎも台直しもろくにできんぺーぺーが新品の高い鉋を買っても

いきなり使いこなせるわけがない。

と思い、オークションで格安で購入。


でもよくよく考えるとぺーぺーだからこそ

安くても新品を買って、自分で使いながら直していくのが本当かもしれない。


２台とも寸八で銘は「左國秀」ともう一台はあの「運壽」。




運壽銘は元は千代鶴が作ったもの、その後たくさんの職人さんが作っている。


これはその中でも金山盡富作、千運壽によく似ているが、




どの業界でもいいモノには贋作が多い。


この運壽銘も然り。


同じ「運壽」でも誰が作ったものなのかわからないくらい

この銘の鉋はあるらしい。


落とした金額からしておそらく、

見る人から見たらすぐ本物ではないとわかるシロモノなのかもしれない。

まあ、これが本物かどうかを見定める目が僕にあるわけも無く、

たとえ本物でも使いこなす技術はまだないし、

贋作でも全然使えないというわけではない。

今の僕にうってつけだ。


とシロモノが届くまでそう思っていた。



実物は予想をはるかに上回る、



　　　　「使えなさ度」だった･･･



中古だし、ある程度の錆びや刃の欠けくらいは落とす前に写真で確認していた。



でも　なにこの片出具合↓



前の使用者はどんな研ぎ方してたんだ？


この斜め具合はありえんだろう！


線引いてみたけど運壽は尋常じゃなく斜めってるよー！


え？こういう刃なのこれ

もともとこうなの？

絶対違うだろー！


オークションの写真をもっとよく見とくべきだった。


職人が使っていたって書いてあったから

こんな状態とは思いもしなかった。


チキショー



台がいけないのかと思ったけどゆがみはない。


ちょっと研いで削ってみたけど、うまく削れるわけも無く･･･。


う～ん

これを直すのは骨が折れそうだ。


刃だけでなく、刃の横の耳と呼ばれる部分、

台の刃口の調整も必要だろう。




最初だし、ここはプロに研いで直してもらったほうがよくない？


いや、これこそ経験だ。


これを地道に直してこそ一人前への道じゃないか？


いやでも普通の鉋でさえまだちゃんと研げないんですけど。


とりあえず、できるとこまでやってみれば？




という頭の中の無責任なささやきでとりあえずやってみることにした。




半日後･･･




とりあえずー


荒砥で片方だけ研いでー


錆と欠けは直せたけどー


状態ほぼ変わらずー



地道すぎて


マージウケるんですけどー




方法が悪いんだろうか？

片出は前にそうしろって教えてもらった気がするんだけど。


時間かけてやるしかないのか。





大工、そして木工家の諸先輩方


このヘタレでデキソコナイにアドバイスなんぞ


どーかアドバイスなんぞぉ


頂けましたら幸いにございます。



もし無理なら


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以前手に入れた耳付の欅



厚さは50mm。

おもしろい材なんだけど、どう使おうか･･･。


サイドテーブルにするは脚がないしー

花台にはでかいしー

なるべくこの形を活かしたいしー



想像力と創造力がなければいい材があっても活かせない。


いろいろ考えは浮かんでくるけど、実際有りか無しかを考えると


う～ん･･･


まだ俺の手に余る材というわけですな･･･。


もう少し寝かせとこう。



技術だけでなくデザインも勉強しないとなー



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使っていたMy箸をリニューアルした。

これまでつかっていたお箸↓





木工を始めた去年の１月に、竹で作ったモノ


しかし、乾燥や塗装が甘く、メンテナンスもしていなかったため、


この通り↓



カビが生えてら･･･


衛生的にも悪いし、食欲も失せる。


そこで木工を始めて一年を過ぎたし、

どれほど上達したかも確認するため、

作り直すことにした。


Newお箸↓



材は水にも強いヒノキ。

30～40年くらい前の古材なので乾燥もバッチリ。

軽い。

形も丸から四角にシャープなモデルチェンジ。

先を合わせるのが難しかったけど、

自分が使うものだし、許容範囲。




口に入れるものだし、

あまりウレタンなど人口塗料は使いたくなかったので、

蜜蝋ワックスを塗布。

メンテナンスをしていけば、長く使えるだろう。


木目を合わせればよかったかなと反省。


モノがシンプル過ぎてパッと見、上達の程は伺えないが、

前に作ったモノのどこが悪かったのかがわかるようになった。


こうやって毎年箸を作り変えていけば、

自分の木工の上達ぶりが少しづつわかると思う。


来年どんなお箸を自分が作っているのか楽しみだ。




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忙しいのと寒いのとでなかなか釣りに行けていない。

そんな時は暖かい部屋で人が釣りをしているのを見る。



こんな釣りが好き。



てかこのおじさんおもしろい。


海川池、エサ・ルアー・エギ、一通りいろんな釣りはやってきたけど

結局こういう釣りが一番好きだったりする。



早く暖かくならないかな



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今年は野鳥が少ない。



去年の今頃はメジロやヒヨドリがたくさんきていた。

近くの干拓にもマナヅルやカモがいたのに今年は見ない。

カラスは普通にいる。


ジョウビタキ


アトリの群れ


ミサゴ


鶴



去年撮ったものだけど今年は探してもいない。

みんなどこ行ったんだろう？


  

今日も走ってきたぜーィ！


しーーん･･･



熊本城マラソンの後だからか、今日はジョガーは誰もいなかった。


今夜はそんな寒くなかったし

今週末は地元のイチゴマラソンもあるのに･･･。


ま、自分出ないっすけど。


始めた頃よりだいぶ息切れはしなくなったけど、

スピードはまだ出せない。

体型も変わらない。

もうちょっと負荷をかけるべきなのかな。


でも最近腰が痛いんだよね。

マジで



そういやタイトルにもカテゴリーにも「釣り」っていれてるけど

未だに釣りネタがない。


寒くて行けてない。


正直予定もない。


まあ、そのうち･･･  

今日も食器小物を作った。




材は左から

せんだん、けやき、かし、さくら、さくら、ひのき


せんだんはあまり食器には使われない。

肌理が粗く、水に弱いからだろうか？

けど、きれいな木理と赤みが好きだ。

しゃもじにしてはみたものの、

ごはんをつぐのには向かないだろうな･･･

しっかり塗装しなければ



作る技術を磨くのはもちろんだけど、

まず適材適所を勉強しなければならない。



小さいイスも作った。



杉の角材と胴縁材を使った。

実はこれ大失敗･･･


脚が一本浮いてるし、わかりにくいけどほぞも隙間が開いている。


これは組み立て段階で焦ってしまったから。


一つの失敗で全てが歪んでしまった。


あと傷が多いのは材を大切にしていない証拠だ。


反省点は多いが勉強にはなった。


次回は実用的なイスを作ってみよう。



物を作るのは本当に難しい。

だけど丸一日、寒さも忘れて夢中になって取り組めるものは


今のところ他にない。




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2012.02.18
現在の庭


どんこ




栴檀の丸太


いい材、いい薪になりそうだ



車庫の守り神、櫨の長谷川さん



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寒い日は暖炉の前でくつろぐにかぎりますなぁ






と言っております。  

夜の公園を走ってきた。


別に今度の熊本城マラソンに出場するためにあらず。


正月太りを直そうと走り始めたら、習慣になった。


とは言っても週２回。


なかなか体型は直らない･･･


25を過ぎてから出た腹が戻らなくなった。


自分の割れた腹を見ることはもうないのかもしれんなぁ･･･



それでもジョギングは体力作りにもリフレッシュにもなるし

続けていこうと思う。



しかしなぜ夜の公園にこうも車が停まっているのだろう・・・？  

今日は鑿で木にひたすら穴を掘った


中腰でずっといたもんだから腰が痛い･･･


その上、玄翁（トンカチ）でドンドンやってたら親指が痛くなった。


見ると赤く熱を帯びてタコができてた。



写真だとわかりにくい



これも勲章ですね。



明日も痛いんだろうか･･･  

こないだ成形したうち3つを仕上げてみた

before


カキの木のバターナイフ

ケヤキのバターナイフ

梅の木のバターナイフ



after







ヤスリで削ってオイルと蜜蝋で仕上げ。

よく見るとまだ仕上がり不十分なとこがあるから

そこはまた削らないといけない。


ご覧の通り、節があってあまり実用的ではありません。

またなにかできたら紹介します。  

今日は木を削った。


今作っているのはカトラリー。


主にバターナイフ。


他にしゃもじとか味噌へらとか。


いろんな木でいろんなデザインを作っている。


桜とか欅、梅、樫、檜など


実用性はとりあえず無視。


自分で使って確かめます。


たいていそこで新たな発見に繋がるのです。


今日はまだ成形の段階。


こんな道具を使います。



基本的に手作業なので時間がかかります。


まあ、趣味でやっているのでなーんにも不都合はないんですけど


これから磨きに入り、仕上げていきます。  

今さらブログを始めます。


最近、毎日が楽しすぎて日々があっという間に過ぎていきます。


でも


去年はなにやってたっけ？

半年前はなに作ってたかな？

一週間前はどこ行った？

昨日何食った？

という状況


そこで後々楽しかった日々を思い出す為の回顧録として、

失敗や成功を記録するための備忘録として、

おもしろかったこと、やらかしたことなどを綴っていきたいと思います。


まあ、そこは自己中心的な文になりますので

随所にわかりづらく、マニアックで

かと思えば恥ずかしいくらい無知な事柄が出てくるでしょう。


そこは適当に受け流してもらいつつ、

間違いにはスルドイご指摘をお願いいたします。


いつまで続くかはわかりませんが、

どうぞ温かい目で見守ってください。


よろしくお願いします。